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個別カード評価:未来融合-フューチャー・フュージョン

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 永続魔法(禁止カード)
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、確認した融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。

 2006年、POWER OF THE DUELISTで登場。同期に「キメラテック・オーバー・ドラゴン」「オーバーロードフュージョン」「死皇帝の陵墓」など。2012/09/01に禁止カード指定。アニメでパワーカードを多用することで知られるカイザー亮が「サイバー・エンド・ドラゴン」を融合召喚した。

融合カードの一種だが、登場当初から融合召喚を目的として採用されることは少なかった。

このカードで「サイバー・ドラゴン」とデッキの全ての機械族を墓地に送り、同時に登場した「オーバーロードフュージョン」で攻撃力8000オーバーの「キメラテック・オーバー・ドラゴン」を融合召喚し、1ショットキルを狙う【未来オーバー】が環境で猛威を振るった。

あまりにも壊れていたので登場直後の制限改訂で制限カードに指定される。その後も先述の【未来オーバー】だけでなく、【ドラゴン族】などでもお手軽墓地肥やしとして使われていたが、2012年に【カオスドラゴン】の墓地肥やしで悪用されたことでついに2012/09/01で禁止カードに指定された。

このカードの登場当初は融合素材の緩い融合モンスターは「キメラテック・オーバ・ドラゴン」か、もう片方の融合素材が使いにくい「ユーフォロイド・ファイター」程度しか存在しなかった。

しかし、「E・HEROアブソルートZERO」の登場を皮切りに、現在は属性や種族、またはカテゴリが指定された素材縛りの緩い融合モンスターが爆発的に増加しており、現在登場する融合モンスターはカード名を名指しで指定している方が珍しい。

そのような融合モンスターをエクストラデッキに入れることで、(エクストラデッキの枠こそ消費するが)このカード1枚が「おろかな埋葬」2枚分以上の働きをしてくれる。

【ドラゴン族】では「F・G・D」で「竜の霊廟」2.5発分になり、【アンデット族】で「冥界竜ドラゴネクロ」で2体を落とせる。

【彼岸】では、「彼岸の巡礼者ダンテ」を指定することでデッキの彼岸を3体も墓地に送れる。このとき、「グラバースニッチ」「ガトルホッグ」を含めた3体を墓地に送ることで、このカード1枚で好きな彼岸を素材に持った「彼岸の旅人ダンテ」を召喚可能となる。

【ABC】では「サイバー・ドラゴン」さえ入れれば、このカード1枚で「ABC-ドラゴン・バスター」を一気に3体並べることが可能になる。

「メタルフォーゼ・カーディナル」を指定すれば、デッキに少量のメタルフォーゼを出張させることでほぼあらゆるモンスターを2体落とすことが可能になる。

中でも凶悪なのが【インフェルノイド】で、「インフェルノイド・ティエラ」を指定することでデッキのインフェルノイドモンスターを全て墓地に送ることができるため、このカードの効果を通したら最後、次の自分のターンは回ってこないと思って差し支えないだろう。

素材の緩い融合モンスターが増加した現在では、「苦渋の選択」をも上回る極めて凶悪な墓地肥やしカードと変貌している。これからもそのような融合モンスターは増加するだろうが、そのたびにこのカードのパワーが増していくことになる。遊戯王の未来を守るためにも、こんなカードは復帰してはならない。